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植物性プロテインは動物性プロテインより筋肉がつきにくい?|ピープロテイン

植物性プロテインは動物性プロテインより筋肉がつきにくい

プロテインを比較する際によく聞かれることが、植物性プロテインは動物性プロテインより筋肉がつきにくい、ということです。

たしかに映画やドラマで、お肉を食べているキャラクターの体が大きいイメージがあるので、そう思うこともあるかもしれません。

しかしそれは本当に事実なのでしょうか。今回は動物性プロテインと植物性プロテインの違いをまとめてみました。

動物性プロテインと植物性プロテインの定義

それではまず、動物性プロテイン植物性プロテインそれぞれに具体的に何があるかを見てみましょう。

 

動物性プロテインの種類

動物性プロテインと植物性プロテインの定義 動物性プロテインの種類

動物性プロテインには大きく分けて、

  1. ホエイプロテイン/カゼインプロテイン
  2. エッグプロテイン
  3. ビーフプロテイン

の3種類が存在します。

植物性プロテイン

動物性プロテインと植物性プロテインの定義 植物性プロテイン

次に植物性プロテインですが、主に以下の4つが挙げられます。

  1. ソイプロテイン(大豆タンパク)
  2. ピープロテイン (エンドウ豆タンパク)
  3. ライスプロテイン(玄米タンパク)
  4. ヘンププロテイン(麻タンパク) 

動物性タンパク質と植物性タンパク質の比較研究

それでは早速、本当に植物性プロテインは動物性プロテインよりも筋肉がつきにくいかという研究を調査してみます。

ホエイプロテインとピープロテイン の研究

動物性タンパク質と植物性タンパク質の比較研究 ピープロテインとホエイプロテイン

研究:The Effects of Whey vs. Pea Protein on Physical Adaptations Following 8-Weeks of High-Intensity Functional Training (HIFT): A Pilot Study

この研究は、ピープロテインホエイプロテインを8週間の間、トレーニーに摂取させた研究です。

8週間後に筋肥大の効果について結果を見た所、プロテイン摂取群とプラセボ群には明らかな違いがあったものの動物性プロテイン摂取群と植物性プロテイン摂取群では同じ程度の筋肥大がみられました。

したがって、ピープロテインとホエイプロテインはほぼ同等の筋肥大効果があることが分かります。

ヴィーガンのトレーニーボディビルダーアスリートが多いことも、この研究を裏付けることになりました。

 

ライスプロテインとホエイの研究

動物性タンパク質と植物性タンパク質の比較研究 ライスプロテインとホエイの研究

続いては、ライスプロテインの研究をみてみましょう。

ライスプロテインとは、玄米から抽出されたタンパク質で、ヨーロッパなどで人気のプロテインです。

単体で使われることは多くはないですが、多くの場合ピープロテインとミックスして使われます。

今回ライスプロテインで紹介する研究は、"The effects of 8 weeks of whey or rice protein supplementation on body composition and exercise performance"というもの。

被験者には8週間の間ライスプロテインとホエイプロテインのどちらかを摂取してもらい、筋力の柔軟性、筋肥大などの項目を測定しましたが、そのどれもに違いはありませんでした。

つまりここでも、動物性プロテインと植物性プロテインでは筋肥大では同程度の効果があることが示唆されます。

 

なぜここまで植物性が人気なのか

 しかし、筋肥大の効果が同じなら、なぜここまで植物性プロテイン、とりわけピープロテインは人気を博しているのでしょうか。

あの米国の経済紙Bloombergは、えんどう豆タンパクは「植物由来プロテインの新たな主役」と述べています。

引用:Deena Shanker、Lydia Mulvany "The Mighty Pea Is Everybody’s New Favorite Plant-Based Protein"

これには、以下のような理由があります。 

地球に優しい

日本ではまだ馴染みの薄い事実ですが、牛のゲップは最も大きな地球温暖化の原因とも言われています。アスリートが従来のようにホエイプロテインを飲み続けるのは、地球でスポーツしている自分たちに対する侮辱です。

アルギニンをはじめとしたアミノ酸

ピープロテインには、アルギニンやBCAAといったアミノ酸が豊富に含まれています。つまり、筋肥大の効果は同じでも、特に成長ホルモンについて気にしている方には植物性プロテインの方がより良い選択になります。

例えばアスリート、ダイエットをしたい方、成長期の子供、怪我を治したいなど、あらゆる需要が人気の火付け役とも言えます。

コレステロール値についての研究

 "Dietary pea protein stimulates bile acid excretion and lowers hepatic cholesterol concentration in rats."の研究によれば、ピープロテインはラットでの実験においてコレステロール値を下げることが示唆されました。

また、米国では"Game Changers" という植物性食事のドキュメンタリー番組でも、血液のサラサラ度合いなどを示した研究について触れられ、広く認知が広まりました。

まとめ

 動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いについてわかっていただけたのでしょうか。より良い体や地球のために、ピープロテインをはじめとした植物性タンパク質の選択は非常に重要です。

皆さんも是非試してみてください。